パチスロのリール制御を楽しむ

パチスロはリール制御によって打ち手にとって楽しいものになっています。リール制御がある理由は色々とあると思いますが、パチスロの基本的な規則を読むと技術上の制限が幾つかあります。それに順じて作られていることを基本において、パチスロのリール制御を楽しみましょう。

遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則（抜粋）

パチスロは１ゲーム消化するのに約４．１秒必要です。さらに１分間に80回転までしかさせてはいけません。さらにいうとストップボタンを押してから190ms以内（0.19秒）に停止しなければならないという規則などがあります。この190ms以内ということを利用して、リールが制御されています。

小役フラグを引いたときに適当に押したとしても、その小役を引き込むという制御が利きます。これがリール制御につながります。例えばチェリーのフラグを引いて、ビタ押しできない場合、小役をとれずに払い出しを受けることができません。そこで190ms以内に停止させれば問題ないので4コマすべらせることが可能です。4コマ滑らせることで、目押しがあいまいでも小役を揃えることができ、取りこぼしを減らしてくれます。

リール制御が利いている分、目押しがしっかりしていなくても、とまる制御がかかっているのですが、機種や台の状態によっては、ビタ押しでないと、払い出しの恩恵を最大限に受けることができない場合があるので、目押しはできるようにしておいたほうがよいです。

ちなみに、技術的な規定は以下の通りです。
・一定の速度に達した時の回転速度が１分間８０回転を超えない
・一定の速度に達したら一定の方向に回転
・回転中絵柄がおおむね視認可能
・ボタンを押してから止まるまで190ms以内に停止

パチスロはリール制御のおかげで、出目を楽しむことができます。美しい出目や珍しい出目を楽しむことができます。パチスロメーカーでは、バナバがでれば、リーチ目だったり、ゲチェナがでればリーチ目があります。4号機は特にリーチ目を楽しみましたが、5号機になってから制御が異なり、リーチ目を見る機会も減りました。ただ、単独BIG、ボーナスがある機種では、稀にリーチ目が光臨することがあるので、そういうものを楽しんだり、特定役を引いたときにリールの止め方をいつもと変えて狙うと美しい出目を楽しめるので、試して見ましょう。

ビタ押しする目押し力を鍛える